Apr 20, 2009
賃貸オフィスを借りて後悔。
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■デリバティブ売買システム一新!
2011年2月14日、大阪証券取引所(以下、大証)で新しいデリバティブ売買システム「J-GATE(ジェイゲート)」が稼働しました。
【写真】(図をクリックすると拡大)
それと同時に、取引時間の見直し、マッチング・ルールの見直し、値幅制限制度の見直し、サーキット・ブレーカー制度の見直し、日経225miniのマンスリー限月取引の追加、等々さまざまな取引制度の変更がなされました。詳しくは、大証の「日経225先物・オプション取引制度見直しのご案内」(PDF)をどうぞ。
大証のホームページによれば、「J-GATE」が導入されたことで、注文発注時間が短縮され、処理能力が以前の15-20倍となり世界最高水準のシステムになったそうです。
これらのさまざまな変更の中で、証券関係者も個人投資家も最も関心が高かったのは、これまでの前場(9:00〜11:00)、昼休み(11:00〜12:30)、後場(12:30〜15:10)というシステムから、一場制(9:00〜15:15、昼休みなし)に変更されたことでしょう。
事前のアンケート調査ではプロ・アマ問わず「昼飯の時間がなくなるのは困る」「一場制反対! 」との声が大勢でしたが、大証は「投資家の利便性や国際的な市場間競争力を向上させる」、「一場制とすることで、以前は対応できなかった昼休みの外部環境の急変に対応できるようになる」を御題目に昼休みを廃止しました。
たしかに、本家大証の225先物が動いていない昼休みの時間帯に、シンガポール市場のSGX225先物が動いていていることに違和感はありました。そして、SGX225先物が大証の昼休み中に大きく動いた場合に、大証の後場の寄り付き値がSGX225に鞘寄せすることに、なにか釈然としないものはありました。
しかし、昨年から、特に昨年12月から、指数先物の値動きが極端に乏しくなっている現状では、前場終値から後場寄り付き値のギャップが、ディーラーや個人投資家など短期筋の大きな収益機会になっていたことは事実です。
今回の「J-GATE」稼働により、投資家の利便性は向上したかもしれませんが、ある種の収益機会が奪われたことも確かではないでしょうか。きっと気に入る借り換えの秘密
いつでも手掛けることが出来る、いつでも急変に対応出来る利便性とは、逆説的には、「敢て今」手掛ける必然性はない、急変へ備える必要性が低下する(急変が起きてから行動すればいい)ということでもあります。然るべくして、投資家・投機家の売買意欲は低下し、急変へ備える必要性(ヘッジニーズ)も低下し、出来高、値動きが低下したという面もあったと考えることも出来ます。
■現物株式市場の活況に対し、株価指数先物の閑散
TOPIXは2月17日まで9連騰。日経平均は2月21日で6連騰。株式市場の売買高、売買代金は増加傾向を見せていました。特に株価が上伸びした2月16日の東証一部の売買高は26億株、売買代金1.8兆円、2月17日は売買高24億株、売買代金1.8兆円と、活況と言える商いとなりました。
一方、日経225先物の出来高を見ると、J-GATE稼働初日の2月14日以降、薄商いが続いていました。新システム稼働を投資家が見極めようとすることは当然で、出来高が減少することはおかしなことではありませんが、それにしても現物株式市場に対し指数先物市場が薄過ぎると感じた参加者は少なくなかったことでしょう。
出来高だけではなく、株式市場に比べて指数先物、特に日経225先物は値動きが鈍いとも見られました。J-GATE稼働初日の2月14日以降の日経225先物の寄り付きからの上げ幅をみると、2月14日:50円、2月15日:30円、2月16日:80円、2月17日:20円、2月18日:40円と非常に小さい値幅に留まっていたのです。
以下、少し細かく数字で見ていきましょう。先ずは、多くの投資家の反対を押し切り大証が始めたランチタイム(11:00〜12:30)の日経225先物の出来高を見てみます。
J-GATE稼働初日 2月14日約1100枚
J-GATE稼働二日目 2月15日約2900枚(中国消費者物価指数の発表あり)
J-GATE稼働三日目 2月16日約4400枚(ランチタイムに初の上値追い)
J-GATE稼働四日目 2月17日約3400枚(ランチタイムに初の日中安値)
J-GATE稼働五日目 2月18日約1600枚(週末、米市場三連休前)
そして、通しの(9:00〜15:15の)日経225先物の出来高をみて見ると
2月14日34244枚
2月15日34398枚
2月16日47553枚
2月17日44911枚
2月18日29957枚
システムの処理能力は15-20倍に改善され、取引時間が従来よりも1時間半(昼休み分)延長されたにも拘わらず、トータルの出来高は、以前に比べ減少しています。
「J-GATE」稼働から、たったの1週間でこの新システムの成否を問うのは早計過ぎますが、前述の通り、投資家・投機家の売買意欲の低下、ヘッジニーズ低下は伺えるのではないでしょうか。
■株価指数先物市場の閑散、停滞の要因を考える
ここまで一方的に「J-GATE」稼働により、指数先物市場が低迷しているように書いてしまいましたが、これだけではただの愚痴、ボヤキになってしまいますね。そこでもう少し広く、指数先物市場が閑散、停滞していた「J-GATE」以外の要因を考えてみましょう。
TOPIXは2月17日まで9連騰。日経平均は2月21日で6連騰という過熱感。ほったらかしで不動産担保ローン札幌●について
押し目らしい押し目も見せずに上昇したことによる、テクニカル的、心理的過熱感、高値警戒感による手控えから出来高が減少し、上値が抑制され値幅が出ていないという面もあったかもしれません。
しかしそれでは、株式市場が活況で、先物市場が閑散としている整合性が取れません。過熱感、高値警戒感が先物市場の手控え感、閑散となった一面はあるにせよ、それだけではないと考えられます。
外国人投資家による日本株の出遅れ修正の買い、インフレ懸念のない日本株の買い。
昨年、世界株の上昇に乗れず大きく出遅れた日本株を、外国人投資家が慌てて買っている。米国以外の世界で大きな懸念となっているインフレ、そのインフレを抑制するための利上げ、引き締め懸念のない日本の株を外国人投資家が買っている。
このような解説が多く聞かれました。実際、昨年の11月初にQE2(量的緩和第二弾)がスタートし、相場つきが一変してから、外国人投資家は日本株を15週連続で買い越しています。この買い要因であれば、株式が買われ、先物が買われないのも分からないではありません。
しかし、世界株式市場で景気敏感株の位置付けである日本株を出遅れとして買う、しかも15週連続で買い越し、連日買い推奨の強気リポートが外資系証券から出てくることにはやや違和感もあります。インフレ懸念がないから買いというのも、やや短絡的な気がしないでもありません。理屈による買いではなく、強気の買い(上昇しているから買い、買い推奨による買い)、消去法の買い(新興国、成長国の株式が買い難いので、今は仕方なく日本株の買い)にも聞こえます。
ボルカー・ルールに伴うディーリング部門縮小の影響
「ボルカー・ルールを順守するため、自己勘定取引部門の縮小を進めている。」これは昨年9月にも報じられましたが、今月中旬、またロイター他から報じられています。
関係者からは、どこそこの証券会社はディーラーを半分にした、1/3にしたという話も多く聞かれます。株のディーラーに比べ、ただでさえ少ない指数先物ディーラーが、さらに減少したとなれば、その影響は少なくないでしょう。(実際のところどの程度なのかは分かりませんが)
■「J-GATE」で指数先物市場が閑散とし、値動きが鈍くなったのか?
今さらながら、これが最も根本的な、大切な問題でしょう。まず、指数先物市場の出来高から見ていきましょう。たゆまない不動産担保ローンのHow toTOPIX先物や、miniもありますが、ここでは最もスタンダードであり象徴的な日経225先物を取り上げます。
上のグラフは、2009年から2011年2月18日の日経225先物の出来高です(データ参照元:マネックス・マーケットステーション)。
緩やかではありますが、徐々に着実に出来高が萎んできていることが分かります。特筆すべきは、2010年12月から今月の出来高減の現象です。例年12月はクリスマス休暇、正月休暇もあり、出来高は減少しますが、それにしても減り過ぎでしょう。
しかも、年が明けても出来高はさほど回復せず、今月株式市場が上値を追う中、先物市場はさらに萎み続けています。枯れていると言っても言い過ぎではない状況でした。
次に日経225先物の値幅を見てみましょう。
上のグラフは、2009年から2011年2月18日の日経225先物の日中値幅平均とギャップ平均です(データ参照元:マネックス・マーケットステーション)。日中値幅は日足の高値−安値の月間平均値、ギャップ平均は前日終値−当日始値の月間平均値です。
見事な右肩下がり、値幅が出ない相場となってきていることがお分かりと思います。
特に昨年12月から今年2月18日までの値動きの乏しさは、特筆ものです。この昨年12月から今年2月18日までは、必然か偶然か、上記の通り出来高が激減した時間帯でもあります。
「株屋殺すにゃ、刃物はいらぬ」との相場格言がありますが、これだけ出来高が薄くなり、値幅がでなければ、投資家はともかく投機家は意気消沈となりがちです。
ボラティリティの無い指数先物相場に愛想を尽かし、市場から去っていった投機家、FXに主戦場を移した個人投資家も少なくないと聞きます。
日経平均(現物)の2010年度の値幅を振り返っても、下値が8796円、上値が11408円、年間の値幅はたったの2612円に留まりました。これは、2004年の値幅1896円(12195〜10299)に次いで最低です。過去ブービーの値動きとなった2010年度の株価指数。簡単クレジットカードキャッシングに関する情報その中でも、さらに乏しい相場となった昨年末。それに輪を掛けて値が動かない、閑散としている本年1月、2月の株価指数。これでは、株価指数先物市場が、閑散としたのも已むを得ません。
リーマンショックとその後のように、朝起きてパソコンを付けたら、新聞を見たら、絶句するほどの激しい値動きも困りものですが、最近の日経225先物の値動き、出来高の乏しさにも困りものです。
2月22日から株価指数は多少動き出しましたが、それも上記のデータ・グラフから見れば、大きく動いたわけではなく、今までが動かな過ぎただけとみることが出来ます。
■このような相場で、個人投資家が陥りやすい罠
このような薄商い、値幅が出ない状況で、建て玉を増やす個人投資家が見受けられます。例えば、今まで日経225先物miniを5枚程度しか建てていなかったのに、値動きの乏しさに痺れを切らして10枚建てるようになった、建て玉を増やすことで値動きの乏しさをカバーし、収益の増大を計ろうという人です。
こうした投資家は「相場は生き物、臨機応変に対応」などと思っての決定・行動なのでしょうが、個人的には相場が動かない時に、自分だけが動くことはお勧めできません。値動きが乏しい相場展開で建て玉を増やせば、一たび値が大きく動いた時に個人投資家はパニック状態に陥ることが少なくないからです。
上記の例で言えば、mini5枚を建てている時と、mini10枚を建てている時では、同じ値動きでも生じる損益は倍違ってきます。損益が倍違えば、自身の心の動きも倍違ってくる、冷静さは半分になってしまうかもしれません。そのような状態で、相場で正しく行動できるのか(勝てるのか)は甚だ怪しくなってしまいます。
相場が動かない時に自分が動いても、相場は思うように動いてくれません。相場が動かない時に自分が動いた原動力は「欲」であることがほとんどです。
運用資金が数百億、数千億あり、自分で相場を動かせるのであれば話は別ですが、ほとんどの個人投資家は自ら相場を動かすことはできないということを、認識しておくべきです。
言い方は不適切かもしれませんが、日経平均がたかが100-200円動いただけで、自身がパニックに陥る様な大きなポジションは建てるべきでも、持つべきでもないでしょう。
株価指数先物は、2月22日から突如として動きを見せてきましたが、それでも以前に比べれば現物株式市場に対して、まだ薄い、まだ鈍い状況です。
このような出来高、値動きが乏しい時に、さらに出来高、値動きを乏しくするようなことを書くと、各方面から非難を浴びそうですが、個人投資家がハメられない様に、自ら罠に嵌らないようにするためには、このような認識も必要と思い、本記事とさせていただきました。噂のキャッシングが審査◆の実用性
(Heyward)
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