Jun 15, 2010

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 昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲から66年。戦争の記憶の風化を防ごうと都内各地で、戦争体験者の話を聞いたり、写真展が開かれている。

 三鷹市は今年初めて「東京空襲パネル展」を開催している。10日まで同市野崎の市役所に、都が所有する空襲の被害などの写真パネル28点を掲示している。同市は平和映画祭として人権関連などの映画を上映してきたが、戦争関連の企画をすべきだとの声が上がり、パネル展に切り替えた。

 江東区は北砂の砂町文化センターで10日までパネル展「東京大空襲と学童集団疎開」を行っている。疎開生活の様子や区内の被害状況を写真とパネルなど約120点で説明している。同区学童集団疎開連絡会の会員が常駐しており、体験談を聞くことができる。

 12〜18日は同区森下の森下文化センターに会場を移して開催される。

 墨田区は10日午後2時から、同区緑の区立緑図書館で集団疎開体験者による座談会「空襲・学童疎開の頃」を開く。27日まで空襲の体験画や当時の教科書、被災地図などの展示もある。17日休館。

 千代田区は10日まで同区九段南の区役所1階で「東京大空襲資料写真パネル・戦時下の資料展」を開催している。

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 ■国税当局どう判断 最高裁判決で元専務への約2千億円の贈与税などの還付が決まった消費者金融大手「武富士」(会社更生手続き中)が今度は、国税当局に1千億円規模とみられる法人税の還付を求めていることが分かった。違法と司法判断された“グレーゾーン金利”で得た利益に課された法人税は、返してもらう必要があるというのが武富士側の主張だ。還付されれば、利用者への過払い利息の返還原資に充当するという。「武富士の請求に対し、国税当局がどう判断するのか見守りたい」。業界全体に関係するだけに、別の消費者金融大手幹部も還付の可否に強い関心を寄せている。

 武富士は過去に、利息制限法(15〜20%)の上限を超える「グレーゾーン金利」で貸し付け、多額の利益を計上した。しかし、平成18年の最高裁判決で、グレーゾーン金利部分が無効と判断され、利息の返還請求が相次ぎ、経営が急速に悪化した。それまではグレーゾーン部分も含めて、法人税を払っていたため、グレーゾーン部分が「違法」ということになれば、その部分の法人税は払いすぎたことになると主張。過去10年さかのぼって払い戻しを求めている。還付請求額は公表されていないが、「1千億円規模になる可能性がある」(業界関係者)という。

 税法では計算に誤りがあった場合や正当な理由があると認められれば税金は還付される。しかし、国税OBは「今回の武富士の場合、利用者への過払い利息の返済債務が最終的にまだ確定していない」として還付要件を満たしていないとの見方を示唆している。ただ、正当な理由がないとして却下されれば、武富士側は還付訴訟も視野に対応。そうなった場合、「国側に(法人税の過払いによる)不当利得が生じていると判断されれば、還付もあり得る」と話す税務関係者もいる。

 武富士に対する過払い利息の支払い請求件数は2月末時点で、約77万6千件に上り、最終的には約100万件に達する可能性もあり、請求額が1兆円を超える可能性も指摘されている。請求額が膨らめば、1人当たりの返済資金も不足する。業界関係者は「利用者にとって国税当局から法人税が還付されることは望ましい」と話すが、国税当局は税法などで厳格に判断するため、その対応に注目が集まっている。

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 アマチュアでありながら、真剣に音楽活動を楽しむ中高年が増えている。会社業務や主婦業をこなすかたわら、コンテストやライブハウス出演をこなす“本格派”。共通するのは、「中高年ががんばることで、世の中を明るくしたい」という思いだ。(道丸摩耶)

 2月末、東京駅近くのライブレストラン「HIT STUDIO TOKYO」で開かれた「おやじバンドフェスティバル」(第一興商など主催)。4年前に始まり今回が7度目だ。

 ロック、ヘビーメタル、ポップス、ラテンと幅広いジャンルから、過去最多の11組が決勝進出。「平均年齢30歳以上」が出場条件だが、決勝には平均年齢46歳、54歳…と、立派な(?)中年バンドが集まった。こうした中高年を対象としたコンテストはここ数年、全国で増えている。

 「昇進試験のため」という“大人の事情”でボーカルの1人が欠席した会社の同僚バンド「AB POPS」は、スーツ姿でサザンオールスターズの歌を熱唱。リーダーの森田正樹さん(50)は1年半ほど前に脳梗塞で倒れたが、バンドに戻るため、リハビリを半年以上続けた。担当楽器のキーボードは「リハビリにぴったりだった」という。

 審査員も「バンドの本質である音楽をやる楽しさが伝わってきた」と絶賛。森田さんは「組織を元気にしたかったら、バンドをやるといい。仕事仲間を超え、一生つきあえる仲間になれる」と熱く語る。

 会社員だけではない。昨年、本格的なジャズコーラスに挑戦しようと発足したのが、40〜70代の主婦8人によるコーラスグループ「Shoofies」(シューフィーズ)だ。

 ジャズピアニスト・シンガーのいまむら直子さん(58)が演劇や合唱、ダンスなどさまざまな経験を持つ主婦を指導。全員初心者だったが、「やる気があって上達が早い。プロにはならなくても、何か楽しいことができそう、と思わせてくれる」と太鼓判を押す。プロと共演し、刺激を受けることも多いという。

 メンバーの伊藤幸子さんは「おばさんたちが真剣に活動の場を見つけている。夢を忘れず元気に生きていこうというメッセージが伝われば」と笑顔。今後はコンクールにも挑戦していきたいと意気込む。

 真剣に音楽に取り組む中高年の姿は、全世代に元気を与えてくれるようだ。

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